男の娘 女装子

【ゲイ】酔って帰ってきた父をミニサマードレス姿で迎えた結果

父との新婚生活

小説「父の後妻 №7」

その日の夜12時半ごろに父の隆一はタクシーで帰ってきた。

先に寝ていろと言われていた文也だったがやっぱり起きて父の帰りを待っていた。もともと夜更かし癖の文也は夜は遅くまで起きていることに慣れていた。

パジャマには着替えずミニサマードレスのままだった。広美は文也の姿を男の子のように口笛を吹いて予想どおりほめてくれた。

「ママ 袖無しのそんな服着てたらなんか、儚げな深窓のお嬢様に見えて、女の私でもちょっとそそられちゃいそう 二の腕の白い細さ 豪太の奴 惚れたのも無理ないな」

広美の生々しい賞賛に頬を赤らめながらも嬉しかった。それで酔って帰ってくるだろう父の反応を確かめたくて、着替えず起きて待っているというわけだった。

帰ってきた父はぐでぐでに酔っぱらって文也の女装姿に反応してくれるどころか玄関に座り込んで靴を脱ぐのがやっとの有様でそこで眠り込みそうで文也一人ではどうしようもなかった。

仕方なく既に寝てしまっている妹の広美を起こし、父を寝室まで運んでもらった。眠り際を起こされた妹はプリプリ怒りながら父親をベッドに放り投げ終えると「後はママの仕事よ 任せたからね もうほんとに、か弱いんだから 酔っ払った亭主ひとりぐらい担げなくて、パパの後妻は務まらないよ」と酔っ払って動かない父を怒っているのではなくて、助けを求めて起こした文也に腹をたてているのだった。

それ以上手伝ってもらえない文也は仰向けに眠っている父に跨がり父の上半身を抱き起こしアンダーシャツ1枚にまで脱がした。父に躰を寄せてスポーツシャツを脱がしている間、父は文也に抱きついて文也のブラの背中のベルト部分を触って安心して眠っているようだった。文也には父が「ママ」だと確認して甘えてくれてるように感じた。

「はいはい お手々あげててぇ」

文也は知らず知らず幼児をあやすように声を出していた。次に振り向いて父のお腹に跨がり直してズボンのベルトを外しズボン、靴下に取りかかった。ボクサーパンツの前が男らしく中身の存在を示すように大きく膨れていた。文也はそれに顔を寄せてくっつけたり、パパのおちんちんを見たい、そしておしゃぶりしたいと言う欲望が起こってきて我ながら困惑してしまった。慌ててベッドから降りると肌掛けぶとんを足元にかけ部屋の灯りを消した。

母の幸子の部屋から自分の部屋に移した鏡台の前に座って夜用オールインワンゲルのクリームを顔に薄く伸ばしながら、明日朝また広美に叱られるのは怖いなと今度は心配する精神的女性化ばかりが著しい文也だった。

翌朝、やっぱり広美は不機嫌だった。文句をつけながらトーストを頬張る広美に謝りながら、目玉焼を二つにしてやると「パパには目玉焼なんか作ってやらなくていいからね」と単純に機嫌を直して出かけていった。昨年の今頃だったら髪の毛を引っ張られてきっと泣かされていただろうと思うと「私は今の立場の方が幸せだわ」と広美の食器を洗いながら文也はしみじみ感じていた。

普段より遅めの10時半ごろに洗濯ものを干しに裏庭に出ると平井夫人が植木鉢の花の手入れをしていた。

「ふみちゃんとこも三人だけど洗濯ものが多くてたいへんねぇ」と声をかけてくれた。

「はい 二人とも毎日たくさん汗かいて汚してくれるんですもの しかも父なんかゴルフだけじゃなく、またお酒飲みに行ってそこでも汚すし」

文也は平井夫人にはすぐに甘え声で愚痴をこぼすことができた。そこへ父の隆一が大きく伸びをしながら出てきた。

それを見た平井夫人が「おはようございます 今まで寝てたのですか?」とからかうように声をかけた。

「ああ おはようございます 昨日ちょっと飲み過ぎたもんで・・・・ 今日はおとなしくしてますから・・・」

父は神妙に平井夫人に返事を返した。

「でもふみちゃん 毎日家のことほんとによくやってますわよ うちの主人なんか感心してるんですよ」

「いやぁ 本当です。男として頼りない奴だったけど幸子が死んでから見違えるほどしっかり家のことやってくれるようになって助かってます」

「そうよねえ ご主人のお世話も立派にやってるようだし、広美ちゃんとの兄妹仲もすっかりよくなったし、ご主人も安心でしょ?だからといって遊び歩いて浮気なんかしたら駄目ですよ」

そろそろ大人同士のおしゃべりはその辺でやめてほしいと文也が気をもみだしていると「そんなぁ 浮気なんかしたらふみにぶっ飛ばされてしまいますよ なんか体つきが似てると思っていたら、喋り方までこの頃幸子そっくりになってきたんでびっくりしてるんです でも新婚時代の幸子だからいいですけどね」と嬉しそうに平井夫人に応える父を「もう嫌だぁ 変なこと 叔母さんに言わないでよ はずかしいわ あたし」

新婚のお嫁さんそっくりの言葉と仕草でパパを自宅に引っ張り込む文也だった。

家に入ってしばらく経ってやっと平常心に戻った文也は新聞を読み出した父に「パパ 平井の叔母さんにあんなこと言ったら、叔母さん フラダンス教室行った時絶対みんなに喋るんだからもう恥ずかしくて、あたし行けないわ」となじった。

「いいじゃないか 『あたしパパを愛してますから』と言っとけよ それよりお前どうして昨日の服着ないのよ ふたりっきりの時ぐらいスカート履けよ」

文也は父の思いがけない応じ方に恥ずかしくて怒ったような、そのくせ甘えて泣きたいような表情を見せながらパパをにらむより仕方がなかった。

父は文也の反応を確かめようとすることもなく新聞紙面を見ながら「もう昼も近いし朝昼兼用でスパゲッティか焼きそばが食べたいな」と言うのだった。

「はい わかりました 旦那様」

やっと返事のきっかけを見つけた文也が冗談めかして台所に向かった。父に向かって反抗してきたり、冗談まで言える文也に変わってきたことに満足そうに隆一は嬉しかった。息子としてではなく娘としてなのだが。いや娘じゃなくて妻の立場に立たせたからかしらと考え込む隆一だった。

文也は台所を通り抜けて自分の部屋に戻った。ハンガーには昨日のサマードレスが掛けたままだったのをTシャツ、スラックス姿から着替えて台所に戻った。台所でキャベツをきざんでいる文也をわざわざ確かめるようにやってきた父に「パパはあたしがこんな格好していてももう叱らないの?」と小声で確かめると「当たり前だよ 今のお前は女の格好してないとかえって可笑しいよ 子供の時 パパと銭湯行こうと言っても6年生のくせにママと女湯にしか入らなかったものな」

「あれは男湯に入ったら、男の子に泣かされると思ってたからよ」

「6年生のくせに3年生の子にも泣かされてたからな」

父の憎まれ口もなぜか文也の女性化心理に快感を与えます。

「もう これから炒めるんだからおとなしくビールでも飲んでてちょうだい」

冷蔵庫のビールを渡して父を食卓に戻した。新婚夫婦よろしくでき上がった焼きそばは上出来で美味い美味いと、父は広美が帰ってきたらおやつ代わりにと取っておいた分まで食べてしまった。

そして昼寝だと夕方まで寝てしまった。パパに無理やり飲まされたコップ半分のビールで顔が真っ赤になってふらつく躰で皿洗いをすませた文也は昨日やり残したアイロンがけを始めた。

広美の制服用の白いブラウスにアイロンをかけながら「自分は企業に入って出世しようと競争するより、家事で父や妹の洗濯ものにこうしてアイロンをかけている方が幸せなんだわ」とママの幸子に話していた。

なぜかその時、大きな銭湯の洗い場で文也は裸で裸の幸子の両股の間に座り込んで洗ってもらっていた。(続く)

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